日米同盟 2017 2 12
書名 わたしなら日本をこう守る
著者 ジェームス・E・アワー(James E. Auer) ワニブックス
早速、興味深いところを引用しましょう。
著者は、こう書いています。
第二次世界大戦後の1950年、
アメリカ軍の元山(ウォンサン)強襲上陸を支援するために、
旧日本海軍の掃海艇75隻が、朝鮮半島水域で、
機雷の除去活動を行っていた。
元山(ウォンサン)は、アジア有数の自然港で、
機雷を敷設されやすかった。
しかし、アメリカ軍の掃海艇は、1945年以降すべて退役していたため、
アメリカ海軍は、元山(ウォンサン)上陸に反対したのだが、
マッカーサー将軍は、上陸計画の続行を命じた。
そこで目に止まったのが、
日本の海上保安庁が保有する旧日本海軍の掃海艇だった。
その数は100隻以上あり、終戦後も、
日本周辺に残された機雷の掃海作業を続けていた。
(引用、以上)
日米同盟は、両国で政権が代わっても、
堅牢な機械のように機能するでしょう。
時々、油が切れることがあるかもしれませんが、
日米同盟は、故障しない機械のように黙々と働くでしょう。
日本とアメリカの人口は、世界人口と比べれば、極めて少ないが、
日本とアメリカの経済は、世界経済において大きな割合を占めています。
軍事同盟のみならず、
経済同盟も、うまく機能することを期待します。